うさぎ式読書日記221210

昨日もずっと落ち込んでいて、朝になっても本当に駄目だと思うような状態だった。

なので仕事を休んだ。

年明けからの休職、4月からの制限された勤務の中で有給なんてとっくに霧散しているから休んだだけ給料からかなりの額が減額されていく。それでもちょっと仕事できるような感じじゃなかった。

それでもなんとか布団から起き出して、出勤している同僚に頼みたい作業をメールする。

それからも寝たり起きたりを繰り返す。頭痛が強くなり、部屋を漁って出てきた鎮痛剤を飲むけど効かず。


そんな合間に届いた志村貴子の同人誌「まじわる中央感情線」を読む。亡くなった猫が枕元に現れるという話。

かわいくてほのぼのとした漫画で男の子も女の子も猫もかわいい。ただ漫画としてはめちゃくちゃ面白い! という感じではないというか、同人誌的なテイストの話だなと思った。


夕方になって、勇気を出して起き出したけれど、なにをしたらいいのかとかなにからしたらいいのかとかが全くわからず、意味もなく床に散らかった服や本をまとめたりする。

部屋で唯一の年末になっているもらった無印のアドベントカレンダーの引き出しを引き、中に入っているクッキーを口に放り込む。

ちょっと食欲が出てきたのでカバンに入っていたカロリーメイトも食べる。

加えて友人から早いクリスマスプレゼントとしてもらったCBDグミを食べる。weedの草っぽい香りと苦味がする。なにかの薬効でこの気持ちが落ち着きやしないだろうかと思いながら。


寝ているときになんとかスマホにメモしていた買い出しリストのものを買おうと思って、勇気を出して外に出る。

閉店1時間前のニトリに行き、枕のコーナーでいい感じの大きい枕を見つける。低反発の長座布団と書いてあったけど、欲しい物にちょうど良さそうだった。

うちにいる時間のほとんどをベッドで臥して過ごしているので、今の普通の枕に加えてもっと大きくて背を保たせられるようなものを探していた。

カバーと一緒にレジに持っていくときに財布を忘れたことに気付く。スマホだけはあって、なんらかスマホ決済できないか聞いたけど駄目だった。

仕方がないから全部元の棚に返して、他の買い物のために道路を挟んだ反対側のカインズホームに行く。

こっちの枕コーナーも見たけれど、ほしいようなものはなく、この店は使えると知っていたスマホ決済で必需品だけ買う。

となりのスーパーにも寄ってなにか買おうと思って歩いてるときに、セブン銀行のATMがあることを思い出した。

自分が使っている銀行は、セブンのATMならスマホだけで入出金できたのだった。

出来合いのガーリックライスとパンとお茶を買ってスマホ決済で会計をしたあと、ATMで無事現金を出すことができた。

そのあともう一度閉店間際のニトリに戻って、枕の本体とカバーを買うことができた。

帰りにコメダにでも寄って読みかけの本を読もうと思っていた。でも、なんとなく店の前で家に帰ろうという気になって、入らなかった。


ポストに一昨日くらいに注文したばかりの同人誌「苦界七千日(第二集)」が入っていた。

くせのある大学生たちのギャグ4コマ漫画なんだけど、作者の「ふ」氏が自分の生み出したキャラクターやその性格をすごく愛しているのがTwitterとかで伝わってきてて、それを読むのが好きだったのでこの機会に紙でも買ってみた。

漫画も4コマだけどダラダラしてなくて、面白い漫画にあるような緊張感があるので、読んでいるとなんかすごくメジャーな漫画を読んでいるかのような感覚になったりしてくるのだった。好きなのは松。


ここのところずっと落ち込んでいて、そんなときに限ってその落ち込みが底じゃなかったんだなと思わせるようなことが次々と起こる。

なんか、過去2回も起こってすごくダメージを負ったようなことがもう1回起こるなんて思いもしなかった。

結構前にある漫画家の人が悩み相談を募集していたんだけど、そこに応募してなんでこんなことが自分には起こるんでしょうと聞いたら、「数奇な運命、と名付けてよい人生ですね」と言われたことがあった。

2回で数奇なら3回なら必然でしかないだろうと思うのだけど、そのことを続けて考えると全く整理できてなくて、いろんな感情とか言葉とかが五月雨式に浮かび続けて頭が混乱してしまう。

もう誰にもやさしい人だとか言われたくないな、とか。

そういったこともあるので、なんだろう、できる検証なんてそんなもんかと思うけど、2022年の占いを最近片っ端に読んでいっている。

星占いに言わせると、去年から来年にかけての3年間はおうし座にとってすごい3年なんだそうだ。今までやってきたことが実を結んでいくでしょう、ってな感じだ。今年は1月から仕事を休職して、復帰しても年末まで制限された日数の勤務だったから給料も半分になりましたよ。

とか毒づきながら読んでいて、そりゃそうなんだろうけど、碌に当たっていると思うような占いも見つからない。

読んでると総じて今年はそんなに悪い年ではなかったらしく、でも冷静に考えてみると忘れられないような楽しいことだってちゃんと起こってた。

今がネガティブだからって今年を全部そういった色に塗ってしまうのも酷い話だとは思うのは思う。

それでも今の駄目な状態で読んでいて唯一希望だなと思ったのは、2023年はこれまでやってきたことの延長線上ではなく、全く違うものが始まっていくような年になるでしょう、っていう話だ。

メンタルが悪いときに考えてることだから極端なことにもなるんだろうけど、いま(というか今日)は、飼い猫にもしものことがあったあとは、仕事やこれまでの人間関係を全部やめて家族以外には言わない住所に引っ越して誰にも関わらないで暮らして生きたい。でも直前までみんなにニコニコして過ごしてそんなこと誰にも悟られないようにするんだ、とか思っていたので、へえ奇遇だなとか思った。

そんなことは起こらないだろうけど、まあなんかの希望の足しにはなる。

今日カインズホームに行ったときに、敷地にあるもう閉まってた宝くじ売り場を見ながら「買おうかな」って思った。

宝くじを買うときに一番嫌だと思っているのは1等の何億かが当たってしまうことだ。

そんなことで人生変わってたまるかって思ってて、偶にジャンボなんかを買ってみる時はもう少し穏当な金額が当たることを祈ってたんだけど、なんか逆にいっそ当たってしまえって気持ちになった。それは、自分にとってみれば十分後ろ向きの感情だ。


関係ないけど昨日今日はなんだか猫が元気だ。あちこち移動してご飯もたくさん食べている。

考えられることとしては石油ストーブを出したことくらいだから、寒いということは自分を含めた生き物を不活性にさせるものかもしれないとか思ったり思わなかったりした。

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