昨日は真夜中まで日記を書いていて、今日は8時過ぎに目が覚めた。
いつも遅刻しないようにスマホにタイマーを4つかけていたのだけど、そのうち3つは気付かずに、最後の7時45分というやつでやっと起きた。
今日は当直入りだったので起きる必要もなかったので二度寝を試みた。少し眠れたけれど9時半くらいにはまた目が覚めた。
寒いのと猫がかわいそうだったのでアラジンの石油ストーブをつけっぱなしにして寝ていて、部屋の暖かさは十分だったのになんだか頭が重かった。
起き出して、Uさんからもらった餅を3個オーブントースターで焼く。
昔、良さそうだと思ってアラジンの上で餅を焼いたら、ゆっくり餅が温まりながら焼けていったために最終的に石のように固くなってしまった。
そうやって餅を焼く遍歴を重ねてきた結論としては、予熱しないトースターで一気に焼くのが一番美味しいということだった。ただし、餅の表面の水分がなくなり角が取れてくるあたりからは頻繁にひっくり返したり向きを変えることが必須だ。
食べ方に関しても、以前はきな粉を付けたり醤油をつけたあとにのりで巻いて磯辺にしたりしていたけれど、最後は4倍濃縮のめんつゆを焼けた餅の上からジュッとかけて食べるのが一番美味しいとわかった。
冬は餅だけで生きていけるのではないかとか思いながらもちょっと不安でもあるのでネイチャーメイドのマルチビタミンも飲んだりしながら、中途半端な時間のいつもの食事を済ませた。
それから、仕事のことは出来る限り考えたくなかったので、読みかけの「スキップとローファー」5巻を最後まで読み、そのあと板倉梓の「瓜を破る」の1巻を読む。
それから出勤時間ギリギリになって無心で家を出て、コンビニで夜ご飯を買って職場に行った。
最近は精神的にかなり悪いので、弁当もほとんど作っていけない。
職場でも「最近お弁当じゃないんですね」と言われると、最近調子悪いんで、と答えている。そうしたら「ふーん」と言われて気まずい気持ちになる。
家族がいてどんな時もお弁当を作らなくちゃいけない人と比べて、自分が弁当や自炊をするのって、まるで暇つぶしとか遊びでやってるような気になって、なんだか罪悪感すら感じたりしてしまうのだった。
仕事はここのところの不調で滞りがちで、それでも一つずつこなしていくしかないと思いながらやる。
新しいWebサイトを制作することになり、そのキックオフミーティングをZoomで2時間以上して、なんだか心底疲れた。仕事中にダルダル星人になりそうなくらいだった。
夜になって、自由時間になってから持ってきた漫画の続きを読む。
「瓜を破る」は度々面白いという話を見聞きしていたので、昨日ヨドバシカメラに行った時に買ってきたやつだった。3巻まで一気に買おうか悩んだけど、まあ慎重に行こうかと思って1巻だけ買った。
性交渉の経験がない32歳の女性が主人公で、セックスをしていることが前提の会話が交わされる職場で苦しさを感じているところから物語は始まる。
なんとなく初めて経験をするといった話なんだろうなと思ったら、多様なセクシュアリティの登場人物が描かれていくという結構奥行きのある構成で意外だったし面白かった。
同僚の女性職員のことを「処女っぽい」とか言うような男がノンセクシュアルである悩みを抱えていたり、それぞれが違う恋愛や性的な事情を持っている。そんな、実際はあるだろうけど可視化されていないような状況を殊更な感じじゃなく、気を張らないで読めるような物語に落とし込まれているのは何気にすごい漫画じゃないかと思った。
さっき1巻を読み終えたのだけど、買っておけばよかったと早速後悔した。
セクシュアリティ、ということでつながっているような感じになったのだけど、前にブックスルーエで買った、パレットークの「マンガでわかるLGBTQ+」もさっき読み終えた。
InstagramやTwitterでLGBTQ+の理解を深めるような情報を発信しているパレットークの漫画が1冊にまとめられたものだ。
パレットークの活動のすごいところは、言語化されてきたセクシュアリティやジェンダーの自認につながる定義や、現在時点での論点をわかりやすいイラストで明快に紹介し続けているということだ(パレットークのnote)。
昔にあったような「あなたはなにに当てはまる?」みたいな視点ではなく、自分がレインボーのどの位置にいるんだろうってことを考えたり、探したりすることの助けになるような、そんなスタンスに貫かれている。
自分が10代の頃にこんなアライがあったなら、どれだけ心強かったのだろう、と思う。
本の中の話で、理解の薄かった会社でLGBT研修を行うという話があって、いいなあと思いながら読んだりした。
この前事務室で普通に「やーねぇ」とか言ってみたら、「うさ山さん、美川憲一かと思った~」と言われたりしたことがあって、もうそんな価値観は自分の世代で根絶やしにしたいな、とか思ったりしたことを思い出したのだった。
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