うさぎ式読書日記240313

また一行日記をつけ始めた。

過去のデータを見ると、過去10年間くらいの間、せめて短くとも日々を記録しておこうという気持ちで1行ほどの日記をあちこちのアプリとかに書き散らかしていた。

今日それを、思い立ってスプレッドシートに全部まとめた。

2015/12/26 頭を抱えてしゃがみ込みたくなるような時がある。
2019/2/28 朝辛い。一日中仕事。午後にすごい眠気と疲れ。18時頃上がり、ほっともっとでチキン南蛮弁当を買って帰り、食べたあとすぐ寝る。

みたいなことがずっと書いてある。

今とあまりに変わっていないし、面白くもない話ばかりだった。まとめながら、これからもこうやってずっと生きていくんだろうかと思うと暗い気持ちになる。

なんていうかここのところ、もう1ヶ月以上ずっと悪い。

ここのところは寝ていても浅く、ずっと夢を見続けているような感じだ。それで明け方に理由のわからないさみしさで目を覚ます。

どうしたのかと言われてもそれは一部分でしかなく、いろんなことを見聞きしては酷く落ち込むのだけど、それらというよりは根本的にさみしくかなしい。

こんな時に仕事だけは破綻していないのが救いだ。上司が「今週はあれをお願いしますね」とかそれとなくナビゲートしてくれるので、本当に助かっている。

まあでも日中も遍くかなしいのだけど、今日は午後に同僚に話しかけられて「命の母とか飲みますか」と言われた。多分自分には効かないかなあ、と言いながら、あまり深く考えずに言っているのか、それとも男の更年期じゃないんですかと言いたいのか測りかねたりした。


いつもそうなのだけど、こういう状態になると殊更に頭の中で常にモノローグが流れ続ける。それはこうやって各日記とそう変わらないものだけど、長いものを書く気力もないのでせめて一行くらい書いて吐き出しておきたいと思ったんだった。

偉そうに他人の日記に対しては「本人が面白くない日記が本当は面白い日記だ」とか宣いながら、自分では全くそう思えない。それは今、自分というものの総体に希望を持っていないからなんだろうなとは思う。

今日は定時ちょうどにタイムカードを切ってすぐ帰った。

職場の近くでバスを待ちながら「恋とか夢とかてんてんてん」1巻の読みかけを開くも、かなり心に刺さる内容なので、ちょっと読んでまた閉じてしまった。

駅前に着いてからホワイトデーで返さなくちゃいけない人の分を買って、そのまま近くの店で定食を食べて家に帰ってきた。

猫はいつの間にか主人が帰る情けない足音を聞き分けるようになったのか、階段を上っていると上の階にある自分の部屋のドアの向こう側から鳴き声がするようになった。


猫は自分がいることをとても嬉しそうにしてくれるので、少なくともそのことだけは疑いようのないことだな、と毎日思うのだった。

帰ってから、ほとんどなにもできないけどなにもしないと収まりがつかないので、マインクラフトをまたやり始めた。

木を切ってつるはしを作って、ひたすら地下を掘り続ける。冒険したり家を建てたりとかそんなことはなにもしないで、地上から地下へ地下へと向かってブロックを掘り、たまに金とか鉄鉱石を見つけると喜んだりしながら、酷いときには3時半くらいまで薄暗い地下道を掘削し続けたりしている。

今日も帰ってからずっとやっていて、面白いとかそういうことじゃなくてとにかく作業する手を止めることができなくてあっという間に3時間くらい経った。

なんとか止めることができて、この日記を書いている。

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