うさぎ式読書日記220718

4日前の金曜日に友人と会って、食事などをして熱中症になって倒れたという近況を詳しく聞いた。本当に他人事じゃないなと思った。

そんなことを考えていたその夜に、グループLINEをしている後輩たちに海に行きましょうよと誘われた。ちゃんと海に行って泳いだとかいう記憶はもう20年以上も前の福岡の海でのもので、「でも水着もなにも持ってないし」と抵抗したのだけど、「本でも読んでたらいいんですよ」と言われたので、わかったと言ったけど、かなり後ろ向きな気持ちではあった。泳げもしないし。


次の日の土曜日は午前中に精神科のクリニックに受診して、調子が上向きなので週3回の出勤日をもっと増やしてほしいと伝えるも、「もうちょっとこのままね、様子を見ていきましょうねー」と言われてしまう。

午後からは現代詩同人の例会に。

先月はとてもメンタルが悪くて参加できなかったのだけど、作品を読んで考えて、ということをしているとじわじわと創作意欲が湧いてきてやっぱりいいものだと思った。

二次会を辞去して地元に戻り、ドン・キホーテに水着などを買いに行った。

ハーフパンツの水着と、足をカバーする水泳用のレギンス、あとラッシュガードを試着しながら選んだ。

かなり太ってしまったので海なんてとんでもない、と何年前から人と話していて、その話の中で「ラッシュガードを着てたら大丈夫ですよ」と言われることがよくあって、要は着たまま入ることができるジャージのようなもので、緩やかなものは肌が見えないことに加えて体型のカバーもしてくれるという。、

売り場で吟味しているときもドン・キホーテはとても賑やかで、なんていうかその騒ぎ声を含めた独特の雰囲気が、海に後ろ向きな自分のメンタルをさらに削ってくるように思えた。

あとは車のガソリンを入れたりして帰ってきたあとも、一体海になにを持っていったらいいのかわからず、サングラスとかバスタオルとか家にあったものをリュックに詰めた。



昨日の日曜日は8時に集合して、淡路島の海水浴場に行ってきた。いつの間にかパソナの所有物になってしまいそうなあの淡路島だ。

先に着いていた同僚家族の立てたテントの中で着替えて、波打ち際で少し水に浸かった。冷たい。

話を聞いたときから想像していたけれど、とても文庫本を読みながら横になっていればいいという雰囲気じゃなくて、当然泳ぐだろうという流れだった。
多分読まないだろうけどと思って持ってきた東直子の小説も開くことはなかった。

そのあと海上アスレチックというのがあるからあそこにいこう、と他の人達に言われて行くことになった。「海上」なので大きなバルーンでできたアスレチックコースのある沖合まで泳いでいかなくちゃいけないと分かり絶望する。

そのことを同僚たちに訴えると、手を引いて連れて行ってくれることになった。

途中何度も海水を飲み鼻から出したりしてえらい目に遭い、海上アスレチックも転んだり滑ったりして水に落ちて笑うみたいな遊びなので何度も海上に転落して、ライフジャケットをしていても何度も沈みそうになり、とにかく手足を動かしてなんとかするのだった。

昼にかき氷と焼きそばを食べて、魂が抜けたようになるも寝ていることもできず、同僚の子どもたちにちょっかいを出されながら浮き輪にしがみつきながら泳いだりする。

ただ、買っていった装備は本当に役に立った。ラッシュガードはたるんだお腹などを露出しなくて済んだし、レギンスも履いていたおかげで顔と手足の先くらいしか焼けなかった。UVカットの効果って本当にあるんだなと思った。

日焼け止めを塗っていた顔だけでもヒリヒリして炎症しているのに、これが全身だったら一体どうなっていたんだろうと怖くなる。

帰りは渋滞もあって3時間かけて地元に戻ってきて、改めてシャワーを浴びたあとベッドの中で気を失った。


今日は午後になんとか這い起きて、水着を洗濯機で洗った。

全身が筋肉痛と倦怠感なのでまた寝る。

夕方に起きて、なんとかコメダに来てこれを書いている。

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