一昨日の午後、職場でコロナワクチンを接種した。
食堂に椅子が一定間隔で並べてあってそこに座り、看護師がひとりひとり回ってワクチンを打っていくというやり方だった。そして、15分ほど椅子に座ったまま急変がないかどうか待機して、何か副反応が起こったら待機している医師が診るという感じだった。
他の人が打たれているのを見ていると、針は細いけれどとても長く、それが奥まで入っていくのだった。筋肉注射だからそうなんだけど、見た目はなかなか怖い。
昨日の夜までずっと打たれた方の二の腕を強くつねられているような痛みが残った。今日はましになってきた。
うちの職場の接種を巡っては、結構ギリギリまでいつワクチンが供給されるのかわからなかったり、会社の中でも齟齬があって、なんだかいろんな縮図というような気がした。
責任の明確化とか課程の透明化とか、そんなところに問題を抱えているのはどこでも一緒で、結局そういったことを担保するような仕組みをちゃんと作って行こうよっていうのが本来の政治なんだろうなとか思ったりした。
今週はビッグコミックの発売日で「BLUE GIANT EXPLORER」を立ち読みする。
そこで無印シリーズの玉田を彷彿とさせるようなドラマーが出てきて、結構感動的な回だった。
すっごく怒られそうな気もするけれど、「ちはやふる」と「BLUE GIANT」を現代の2大スポ根漫画だと思っている。才能があって、努力があって、大きな困難があって成長があって、というスパイラルを成功という気持ちよさで読ませていくというところが。
まあでもそんなこと言ったら、長編漫画の多くに当てはまるような気もして、ドラゴンボール的なバトル漫画から、もしかしたら谷川史子の漫画まで強引に考えると当てはまるかもしれない、とか考えていたら悩んでしまう。
スポ根漫画をくさす訳ではないのだけど、どうやって成功するかというハマり具合の気持ちよさを楽しむ漫画と、物語の複雑さを楽しむ漫画とはちょっと性質が違うような気がして、どちらかといえば複雑な方が好みの自分にとって、単行本を全部揃えるほどではないと思ってしまう部分があったりするんだった。
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